2011年3月11日(金) 14:46 ごろ,東日本の太平洋側に非常に強い東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した. そして,東京電力(東電)第1原子力発電所6基の原子炉が完全停止しするなど,深刻な電力不足となっている.
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この電力不足をおぎなうため,東京電力圏内では計画停電(輪番停電)をおこなった(現在は停止中). これにより,関東圏の企業や家庭のみならず,日本全体の経済がダメージを受けている. 自動販売機パチンコ店,夜間営業のコンビニエンスストアにも批判がでている. 特に,パチンコ店(パーラー)への批判が集中している.
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公的鉄道の運行を優先するため,各主要駅前は停電にならない. ほとんどのパチンコ店が,駅前に店舗を設置していが,それをよいことに計画停電中でもパチンコ店の営業を平然と続けていたからだ. これに対して,市民からは, 「日に2回計6時間もガマンしているのに不公平だ」,「個人経営の病院が停電で病人を受け付けられないのに,パチンコがそんなに重要なのか」といった声がでていた.
▼船橋市西船橋のパチンコガイア西船橋店. ▼長太郎会館だった場所だ.
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また,東京23区内で通常通り営業するパチンコ店にも批判が出た. 東京の主要な中心部は,首都機能維持という理由で停電がなかったからだ. これにも,「パチンコ屋が首都機能維持になるのか」,「パチンコ店営業などの理不尽な計画停電を考えると,協力する気持ちも薄れてしまう」,「こんなに協力しても,都内も周辺も電気基本料金は同じなのはおかしい」という声もでている.
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パチンコホール団体も,何もしてこなかったわけではない. 2011年3月15日には,ホール5団体代表者会議で,節電への協力合意をしていた. にもかかわらず,パチンコチェーンストア協会(PCSA)がこの合意から2011年3月30日に離脱してしまったのだった...
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