約13万m2もある広大な旭硝子船橋工場跡地の再開発が,ようやく起動する. その原案が,2010年11月15日開催された第106回船橋市都市計画審議会で一部あきらかになった.
その原案では,東武野田線新船橋駅前を中心に10階建てクラスの集合住宅(マンション)が何棟もできる. また,都市計画道路3-3-7南本町馬込町線ぞいには,医療機関もできるようだ.
その医療機関のひとつとしてウワサ(噂)されているのが,船橋市本町4丁目の医療法人社団協友会船橋総合病院の移転だ. MRI(磁気共鳴画像装置)設備も設置されている大きな病院だ.
船橋総合病院は,1981年(昭和56年)9月15日に開設し,すでに30年を経過している. 丸い建物が特徴的だが,ゆえに病院としては使いにくい部分もある. 現在,一般ベッド数246床となっているが,移転すれば増床するものと思われる.
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(2011年01月30日)船橋市山手地区再開発@旭硝子跡地編(11)
(2011年01月24日)船橋市山手地区再開発@旭硝子跡地編(10)
(2011年01月23日)船橋市山手地区再開発@旭硝子跡地編(9)
(2011年01月23日)船橋市山手地区再開発@旭硝子跡地編(8)
(2010年05月01日)船橋市山手地区再開発@東武野田線新船橋駅に自由通路が開設編(7)
(2009年11月16日)船橋市山手地区再開発@まちづくり計画編(4)
(2009年02月07日)船橋市山手地区再開発@旭硝子跡地編(3)
(2008年01月29日)船橋市山手地区再開発@旭硝子跡地編(1)
その原案では,東武野田線新船橋駅前を中心に10階建てクラスの集合住宅(マンション)が何棟もできる. また,都市計画道路3-3-7南本町馬込町線ぞいには,医療機関もできるようだ.
その医療機関のひとつとしてウワサ(噂)されているのが,船橋市本町4丁目の医療法人社団協友会船橋総合病院の移転だ. MRI(磁気共鳴画像装置)設備も設置されている大きな病院だ.
船橋総合病院は,1981年(昭和56年)9月15日に開設し,すでに30年を経過している. 丸い建物が特徴的だが,ゆえに病院としては使いにくい部分もある. 現在,一般ベッド数246床となっているが,移転すれば増床するものと思われる.
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(2008年01月29日)船橋市山手地区再開発@旭硝子跡地編(1)
その 工業地域 には 「病院」や「学校」は建設できない規則となっています。
なのに何故、「総合病院」が建てられるのでしようか?
(以下vivitがコメントします)
こんにちは,のんちゃん.
ご指摘の通りです. 現在は,病院は建てられません.
「工業専用地域」はどのような工場でも建てられる地域です. 騒音規制(70デシベル)を超えなければ,朝から晩までドラムカンをたたくような工場すら建てられます. その反面,病院だけでなく,販売店舗,飲食店,ホテル,住宅はもとより学校すらも建てられません. 公共性が高い(仮称)船橋保健福祉センターもです.
ポイントは,「第106回船橋市都市計画審議会」の中身にあります.
今回の「都市計画審議会」での変更点は,旭硝子(AGC)の都合で工場ではなくなってしまった「工業専用地域地」を第1種住居地域などに変更することと,「地区計画」に指定することが目的です.
「地区計画」にするためには,ある一定の面積が必要ですが,約13万m2もある広大な旭硝子船橋工場跡地は十分すぎる面積があり,十分クリアしています.
「地区計画制度」は,都市計画法第12条の4第1項第1号に定められているもので,住民の合意を前提に,その地区の特性にふさわしい街づくりをつくるための計画にするものです. 「地区計画」に指定されれば,容積率および高さの最高限度を超えることもできます. 船橋市が設けた絶対高さの規制のため,建物の高さは船橋市全域において20m以下にしなければならなくなりました. 今回,申請通り「地区計画」になれば,高さ31m程度に緩和できるようになります.